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きらきら

好きなことを好きなだけ

『未来へ』

 

 

さあ羽ばたこう 未来という大空へ
あんなに広い未来でも 何処かで会えるかもしれない
 
そしたらハグして思い出そう 今日という日を 俺達が一歩 大人になった日を
 
 
 
“お別れだね 今までありがとう”そんなフレーズから始まる、ド直球すぎる8代目青学キャストの卒業ソング(通称青学バラード)、それがこの『未来へ』でした。冒頭に挙げたのもこの曲の歌詞の一部です。
 
『未来へ』は、東京楽と各地方公演の千秋楽、そして凱旋公演期間に毎回披露されました。私が最初に耳にしたのは愛知楽、8月28日夜公演でのこと。披露されることは知っていたので身構えてはいたものの、少し忘れかけていた「お別れ」の事実をズドンと突きつけられる歌詞に涙を流すことしかできなかった。ぼろぼろ泣きながらも、キャストの表情をオペラグラスで追うことに必死でした。*1
 
凱旋初日、2回目の青学バラード。前回に比べてメロディーをしっかり聞けたぶん、公演が終わってから家に帰るまで頭の中ではこの曲が流れ続け、卒業への寂しさがより一層溢れてきました。
 
 
そして、2016年9月25日。ついにこの日がやってきてしまいました。会場の外でも客席内でも、そこには独特の空気が流れていました。
 
山吹の開演前アナウンス。All for tennisから始まる1幕。3人でダブルス・先輩後輩のダブルス・集大成の想いが込められたシングルス、2幕。手塚と跡部・日吉とリョーマ、そして青学の新たなスタート、熱くも儚く美しい3幕。氷帝の終演後アナウンス。あっという間に時間は流れて行きました。誰一人として欠けることなく、3rdシーズン 青学vs氷帝公演は夏の終わりと共に幕を閉じました
 
 
「僕たち青学8代目は、今日この日をもって卒業します。」
 
青学キャスト12人は、この日から「青学8代目」となりました。なんとなく現役の頃から代付けで呼んでしまっていたけれど、彼らは卒業してから初めて「青学」ではなく「青学“8代目”」になってしまうんだと、財木くんの涙ながらの挨拶で気づかされました。
 
バウ後のカーテンコールは青学部長・手塚役 財木くんの挨拶に始まり、氷帝・山吹各部長の挨拶、そして座長・古田くんの挨拶。青学キャストからの“ありがとうございました”で、ステージの幕は一度降りました。
 
 
そして、本当に最後の『未来へ』。これを歌い終えたら、彼らはついに卒業してしまう。彼らの演じる青学には、もう会えなくなってしまう。色々な想いが頭を巡りました。しかし、彼らの表情は笑顔や希望の眼差しに満ちた、とても清々しいものでした
 
正直、8代目はふるた・ざいきの柱コンビ中心に泣き虫な子が多い印象でした不動峰公演では達成感からか殆どが涙を流していたし、たくさんの仲間が卒業していったドリライでも同じ。それは秀斗くんも然りでした。
 
彼は感受性がとても豊かで、感動屋さんです。それは不動峰公演前のテニス合宿で、座長の「3rdシーズン行くぞ!」の一言で行った円陣で泣いたというエピソードを持っているほど。まだ公演始まってないのに。山吹公演のバクステでも、初日の円陣の際に「しゅーてぃー泣いてる?」とイジられるほど。*2 いちばん感動したのは、不動峰公演の千秋楽後、青学・不動峰キャスト全員に、ひとりひとりに向けてブログを書き上げたこと。これやべえ熱いんでぜひ読んでください。
 
 
「皆さんと、テニミュ3rdシーズンという『ニュー・ウェーブ』が起こせて幸せでした!一生の宝物です。ありがとうございました!」
 
秀斗くんは、卒業挨拶でこう述べられました。「“皆さんと”『ニュー・ウェーブ』が起こせて幸せでした」というこの発言に、秀斗くんの人柄が詰まっているように私は感じました。ちょっぴり感動屋さんだった桃ちゃんは、すっかりキラキラの笑顔で、眼差しで、まっすぐ前を見据えていました。この瞬間、改めて眞嶋秀斗くんが8代目の桃ちゃんで、秀斗くんの桃ちゃんに出会えて、本当に本当に幸せだと思わされました。
 
 
本日11月9日は、『ミュージカル青春鉄道2』という作品の公演初日です。秀斗くんの、青い森鉄道役としての、新しいスタートの日。それまでに彼への想いを綴っておきたくて、やっとこうして書き上げることができました。
 
眞嶋秀斗くん、貴方が桃ちゃんで本当によかった。貴方の桃ちゃんに出会えたおかげで、たくさんの幸せとパワーを戴いて、辛いことも乗り越えられました。秀斗くんの桃ちゃんに会えない寂しさはまだ消えないかもしれないけれど、これからは貴方からバトンを引き継いだ次の桃ちゃんを、一緒に、全力で、応援していけたらと思います。貴方のことも、ずーっと応援させてもらえたら嬉しいです。
 
卒業、本当におめでとう!そして、これからもよろしくね!
 
 

*1:古田くんは、ハグをするときにいつも泣いていました。

*2:もしかしたら本当に泣いていたのかもしれない